Overview
人間の「見る」という行為の曖昧さに焦点をあてた写真である。
対象に焦点を当てて見ているはずが、実際には何も見ていない。見ることができていない。
その不確実さ、不明瞭さを記録した。
カメラ特有の機能である、焦点、シャッター、忠実な色再現を、人間の感覚に置き換えて
撮影してみた作品である。
この作品により、同じ風景であっても、実は各人各様に見え方が違っている、という事実
が浮かび上がってくる。
Spec
- Image size
- 329×483mm
- Frame size
- 490×645×31mm
- Frame spec
- Black wooden frame
- Edition
- 3+AP
- Signature
- Signed work
- Remarks
- Digital pigment print on semi-glossy paper